オススメ本

好きな作家さんの作品をひたすら読むので、作家さん1人につき1作品縛りにしたら存外少なかった。

GOTH リストカット事件

著者: 乙一
単行本: 332ページ
出版社: 角川書店 (2002/07)
ISBN-10: 4048733907
ISBN-13: 978-4048733908

最近だとこの本はラノベに分類されているらしい、読みやすさで言えば確かにライト。

死体や犯罪に興味津々な高校生の男女が色々な事件に首を突っ込んだり巻き込まれたり。
事件毎に章がわかれていて読みやすい。
章の終わりで大体、えぇ……そうだったの……となる。

陰鬱とした雰囲気を楽しみたい時にオススメ。
メインキャラ2人の仲が恋人とも言えず、でもただの同級生や友人とも違う。
読了後、なんだかちょっとだけしんみりと考える時間が欲しくなる。
そんな時間も楽しい。

死体の描写が特にグロテスクなので、そこだけ注意。

巷説百物語

著者: 京極夏彦
文庫: 530ページ
出版社: KADOKAWA (2003/6/22)
ISBN-10: 4043620020
ISBN-13: 978-4043620029

妖怪好きにオススメしたいミステリー。
巷説百物語のシリーズ1作目。
江戸時代辺りのお話し。

この事件は妖怪の仕業だったのですっ!!
と、妖怪の仕業に仕立て上げる人間によるトリックが見どころ。
短編集なのでがっちり構えなくても大丈夫。

この作品は京極さんの作品の中でも、どろどろ~とした感じよりは事件解決やったー! とすっきりできる。

ぼのぼの

著者: いがらしみきお
文庫: 264ページ
出版社: 竹書房 (2002/7/1)
ISBN-10: 4812409381
ISBN-13: 978-4812409381

小説じゃなくて漫画ですが……。
可愛いくて優しい世界。
コマ割りがある絵本、という感じ。
純粋すぎる言動の数々について考えても楽しいし、疲れていたら何も考えなくても楽しい。誰も君を傷つけない。
傷つけないけど、しまっちゃうおじさんにしまわれる可能性はある。

以下、ちと簡略に。

作家:はせがわみやび

ファンタジーなラノベを多く書いてらっしゃる。
FF11とかグラブルの小説もこの方。
文章がとにかく読みやすいうえに、現実にないファンタジーのアレコレの表現がほんとうにお上手。
FF11の1巻冒頭にあるケアルについての書きかたとかリアル!
ファンタジーを現実のものと錯覚させる程の表現力、ほんと好き。

作家:伊坂幸太郎

もうほんと、すっかり有名なのでわざわざ紹介するまでもない……かも。
元々SEさんだったらしい、それ故なのか、物語の構成がほんっと嫉妬するくらいお上手。
この方が書いた仕様書とかバグがない上にめっちゃわかりやすそう。

伊坂さんの作品は、ここの出来事がこうなって、この人がこうで……最後にこうっ!
という、物語を読み進めていく程、あれやこれやのパーツがパチンッパチンッとはまって物語が完成する快感の与え方が鳥肌。

別の物語に登場した人などが共通で出てきたりするのを発見するのが旧友に再会したようで嬉しい。
あと仙台に行きたくなるよ。